ウェル花夢の植物図鑑(1)ヤマボウシ
シーズン
2017年06月06日
10号ケビン前のヤマボウシ
ヤマボウシ(山法師、ヤマグワ、ヤマグルマ、学名Cornus Kousa Buerg、ミズキ科ミズキ属)
開花期:6月~7月
ウェル花夢の10号ケビン、5号ケビンに見ることができます。
本来は西日本など温帯域に生育する花木ですが
今では園芸品種として街路樹や庭先にも植えられるようになりました。
新緑の葉の上に添える美しい白い十字架のような花形、
実は花弁ではなく総苞片(花のつけ根の葉)と言うそうです。
その中に黄緑色の小花が20~30個球状になっているのが集合花です。
葉の上部に咲くので、上から見るのが一番です。
秋になれば真っ赤な実となり、果肉は甘みも食感もよくそのまま食べられるますが、
ジャムや果実酒などに加工する方が多いそうです。
原色牧野植物大図鑑
花を法師の頭に、4枚の総苞片を頭巾に見立て「ヤマボウシ(山法師)」の和名となったそうです。
ウェル花夢には、アメリカハナミズキやサンシュユは植えていませんが兄弟です。
アハミズキに比べ病気にもなりにくい。葉よし、花よし、紅葉よし。
10m近くの高さになるので、それをみこして自由に育ててください。
個人的には早春を待ちわびたように咲くサンシュユ(山茱萸) が好きです。
(20170606胡)
(風車のようなヤマボウシ)